こんにちは、旅テラスです!
今回は静岡県伊東市に位置する歴史ある高級リゾートホテル「川奈ホテル」の本館と新本館の違いについて詳しくご紹介します。
「川奈ホテルに泊まりたいけど、本館と新本館どちらがいいの?」というご質問をよく見かけます。1936年の開業以来、多くの著名人や皇族に愛され続けてきた川奈ホテルですが、実は本館と新本館ではまったく異なる魅力があるんです!
今回は両館の特徴や違いを徹底調査しました。これを読めば、あなたの旅行スタイルにぴったりの館がきっと見つかります!
川奈ホテル本館と新本館の違いを比較
まずは川奈ホテルの本館と新本館の基本情報を比較表にまとめてみました。
本館 | 新本館 | |
---|---|---|
開業年 | 1936年 | 新しい(詳細開業年不明) |
建築・雰囲気 | 南スペインの建築を彷彿とさせる外観<br>クラシカルで落ち着いた雰囲気<br>国の登録有形文化財に認定 | モダンな設備とリゾート感を重視<br>開放感あふれるインテリア |
客室の特徴 | クラシックなインテリア<br>歴史ある家具や装飾<br>広々としたバルコニー | モダンなデザインと最新設備<br>シンプルでスタイリッシュな内装<br>全室オーシャンビュー |
リニューアル | 2020年4月に本館客室17室がリニューアル | 2018年3月に新本館海側客室47室がリニューアル |
おすすめの宿泊者 | ・クラシカルで落ち着いた雰囲気を好む方<br>・歴史を感じる優雅なデザインを楽しみたい方<br>・広いバルコニーからの眺望を楽しみたい方<br>・記念日や特別な日に宿泊する方 | ・モダンで快適な設備を求める方<br>・カップルや家族連れでゆっくり過ごしたい方<br>・オーシャンビューを楽しみたい方<br>・比較的リーズナブルな価格で宿泊したい方 |
どちらの館も素敵な特徴があって迷ってしまいますね。でも、それぞれの館には共通する魅力もたくさんあります。レストランやゴルフ施設、温泉はどちらに泊まっても利用できますよ!
郵便番号 | 414-0044 |
住所 | 静岡県 伊東市川奈1459 |
アクセス | 伊東駅より無料送迎バス(定時運行・要予約)にて約30分。または、伊東駅からタクシーで15分。 |
駐車場有無 | 有り 120台 無料 |
川奈ホテルの歴史
川奈ホテルの歴史は、日本のリゾートホテルの歴史そのものとも言える長い歩みがあります。
主な出来事をご紹介します。
・1928年6月:大島コース開業(設計者 大谷光明氏)
・1936年12月:川奈ホテル開業(設計者 高橋貞太郎氏)、富士コース9ホールオープン
・1937年8月:富士コース18ホール完成
・1981年5月:第9回フジサンケイクラシックを富士コースで開催
・2007年11月:近代化産業遺産に認定
・2014年7月:温泉施設「ブリサマリナ」オープン
・2016年2月:川奈ホテル(本館)と田舎家が国の登録有形文化財に認定
・2016年12月:川奈ホテル80周年
・2017年11月:「日本クラシックホテルの会」設立と同時に加盟
・2018年3月:新本館オーシャンビュー客室リニューアル
・2019年2月:新本館ガーデンビュー客室リニューアル
長い歴史を持つホテルだからこそ味わえる風格と伝統、そして時代に合わせた快適さの両方を楽しめるのが川奈ホテルの大きな魅力です。
川奈ホテル本館と新本館の違いの詳細
1. 川奈ホテル本館
歴史と建築
川奈ホテル本館は1936年12月6日に開業しました。南スペインの建築を彷彿とさせる外観が特徴的で、2016年2月25日には国の登録有形文化財に認定されています。クラシカルで落ち着いた雰囲気が漂う建物で、歴史を感じさせる優雅なデザインが魅力です。
本館はまさに「歴史の重み」を感じられる宿泊施設。メインロビーの暖炉の上に掲げられた鷲のエンブレム、左右対称に配置されたイタリア製の大理石の柱、巨大なシャンデリアなど、創業者のこだわりが詰まった特注品の意匠が、唯一無二の優美な空間を作り出しています。
客室
本館の客室は、クラシックなインテリアが施されており、歴史ある家具や装飾が特徴です。特に、本館の部屋は「クラシカルな高級感」を強調したデザインになっています。代表的な部屋には、インペリアルスイートやプレミアムツインなどがあります。
中でも特に豪華な客室が「オーシャンビューインペリアルスイート」。この部屋は156.7平米の広さを誇り、バルコニーからは美しい相模湾の景色を楽しむことができます。
バルコニー
本館の大きな魅力は、広々としたバルコニーです。多くの客室には広いバルコニーが付いていて、ここから相模湾を一望できる絶景を楽しめます。ソファに腰かけて景色を眺めたり、テラスでお酒を楽しんだりと、贅沢な時間を過ごせるのが本館ならではの特徴です。
2020年のリニューアル
2020年4月17日に、本館客室17室がリニューアルオープンしました。このリニューアルでは、昭和初期の近代建築の魅力はそのままに、滞在価値の高い空間造りを目指し、「非日常」と「特別感」を感じていただける改装を行いました。
リニューアルのポイントは以下の通りです。
・海一望のロケーションと広いバルコニーの有効活用
・床とバルコニーの段差をなくし、客室との一体感を演出
・バーベキューやバルコニーパーティーが可能に
・3世代ファミリーのニーズに対応したコネクティングルームの追加
・最大4室をコネクティングすることで286.1㎡の広々とした客室を実現
・1室最大6名で利用可能に
こういった改装により、プライベート感を保ちつつグループや家族での居心地の良い時間を過ごせるようになりました。
2. 川奈ホテル新本館
建築と雰囲気
新本館は、本館に比べてよりモダンな設備とリゾート感を重視した客室が特徴です。開放感あふれるインテリアが施されており、現代的な快適さを追求しています。歴史的な価値よりも、現代のニーズに合わせた機能性とデザイン性を重視した作りになっています。
客室
新本館の客室は、広さが40〜74㎡ほどで、本館のスイートルームほどの広さはありませんが、カップルや家族向けの部屋も多く用意されています。
代表的な客室には以下のようなものがあります。
・オーシャンビュースイートルーム ・エグゼクティブツイン
これらの客室からは、相模灘や伊豆諸島を一望できるロケーションが魅力です。
インテリアと設備
新本館の部屋は、モダンなデザインと最新設備が特徴です。シンプルでスタイリッシュな内装で、バスルームや家具も現代的な快適さを追求しています。全室オーシャンビューで、ゆったりとした滞在を楽しめます。
2018年のリニューアル
2018年3月17日に、新本館海側の客室47室がリニューアルオープンしました。このリニューアルでは、川奈ホテルの強みである「ロケーション」「クラシックホテル」「ゴルフ」を生かし、国内外のエグゼクティブ層や富裕層のニーズに応える空間づくりを目指しました。
3. 両館の共通施設
レストランとダイニング
レストランは主に本館に集中しており、宿泊者は本館と新本館のどちらに泊まっても同じレストランやダイニングを利用できます。主なレストランには以下のものがあります。
・メインダイニング「フレンチ」:伝統的なフランス料理を提供
・「グリル」:カジュアルな洋食や会席料理を提供
・「田舎家」:日本料理を提供
朝食は本館のダイニングで提供されており、新本館に泊まる方も徒歩で本館に移動して食事を取ることになります。
ゴルフ施設
川奈ホテルは、世界ゴルフ100選に選出された川奈ホテルゴルフコース富士コースを有しています。このゴルフ施設は、本館・新本館の宿泊者どちらも利用可能です。
温泉施設「ブリサマリナ」
2014年7月にオープンした温泉施設「ブリサマリナ」は、本館・新本館の宿泊者どちらも利用可能です。ゴルフ利用のお客さまに加え、女性のお客さまにもお楽しみいただける通年型リゾートとしての機能を強化するために作られました。
絶景を楽しむ露天風呂
男女それぞれの露天風呂からは、美しい相模灘の景色を一望できます。女性用露天風呂は海と浴槽が一体化しているように設計され、伊東の自然美を堪能できます。一方、男性用露天風呂は浴槽の前庭にゴルフコースを再現し、入浴中もゴルフ気分を味わえる独特の空間となっています。
リラックス効果を高めるサウナ
女性用のスチームサウナにはレインシャワーが設置され、アロマの香りが漂う癒しの空間となっています。男性用にはドライサウナが用意され、汗を流してすっきりとした気分になれます。
プライベート空間の確保
家族や友人と過ごすための貸切風呂も用意されています。「UMI」と「TSUKI」という2つの個室風呂があり、大切な人とのプライベートな時間を楽しめます。
温泉の効能と利用案内
ブリサマリナの温泉は、カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・塩化物温泉(低張性・弱アルカリ性・高温泉)の泉質を持ち、神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばりなどに効果があるとされています。
・営業時間:日の出10分前~11:00(最終入館10:30)/13:00~24:00(最終入館23:30)
・宿泊者専用施設のため、ホテル滞在者のみが利用可能
・入湯税として1名1日につき150円が別途必要(6歳未満は非課税)
・刺青(イレズミ)、タトゥーをされた方、オムツを使用しているお子様の利用は不可
郵便番号 | 414-0044 |
住所 | 静岡県 伊東市川奈1459 |
アクセス | 伊東駅より無料送迎バス(定時運行・要予約)にて約30分。または、伊東駅からタクシーで15分。 |
駐車場有無 | 有り 120台 無料 |
4. 周辺観光スポット
川奈ホテルの周辺には魅力的な観光スポットがたくさんあります。
川奈海水浴場
ホテルから徒歩圏内にある川奈海水浴場は、透明度の高い美しい海が特徴です。夏季には海水浴を楽しむことができ、オフシーズンでも散歩やサンセット鑑賞におすすめのスポットです。
伊豆シャボテン動物公園
車で約30分の場所にある伊豆シャボテン動物公園は、サボテンや多肉植物の展示に加え、カピバラやペンギンなどの動物とのふれあいが人気です。家族連れにおすすめのスポットです。
城ヶ崎海岸
ホテルから車で約20分の場所にある城ヶ崎海岸は、断崖絶壁の絶景で有名です。遊歩道が整備されており、ハイキングを楽しむことができます。
伊豆高原
車で約15分の場所にある伊豆高原は、美しい自然と温泉、アート、グルメなどが楽しめる観光エリアです。「伊豆クラフトハウス」や「伊豆高原ステーションギャラリー」など、アートを楽しめるスポットも多数あります。
大室山
ホテルから車で約25分の場所にある大室山は、リフトで山頂まで行くことができる人気スポットです。山頂からは360度のパノラマビューを楽しむことができ、富士山や伊豆七島を望むことができます。
まとめ
今回は川奈ホテルの本館と新本館の違いについて詳しく見てきました。
どちらにも素敵な魅力があることがわかりましたね!
本館と新本館は、それぞれ異なる魅力を持つホテルですが、どちらを選ぶかは滞在の目的や好みによって異なります。ここでは、それぞれの特徴をまとめて、あなたに合った選択をするためのポイントをご紹介します。
本館がおすすめの方
・クラシカルで落ち着いた雰囲気を好む方 ・歴史を感じさせる優雅なデザインを楽しみたい方 ・広々とした客室でゆったりと過ごしたい方 ・広いバルコニーからの眺望を楽しみたい方 ・記念日や特別な日に宿泊する方 ・歴史的建造物に興味がある方
本館は1936年の開業以来、長い歴史を持つ建物で、国の登録有形文化財にも認定されています。「イギリスの城」をテーマにつくられた独特の設計と装飾、メインロビーの暖炉の上に掲げられた鷲のエンブレム、左右対称に配置されたイタリア製の大理石の柱など、一つひとつに歴史的価値があります。
特に、広いバルコニーから眺める相模湾の景色は格別。朝日を眺めながらの朝食や、夕暮れ時のカクテルタイムなど、特別な時間を過ごすことができます。記念日や特別な日の宿泊には、本館のクラシカルな空間がぴったりです。
新本館がおすすめの方
・モダンで快適な設備を求める方 ・カップルや家族連れでゆっくり過ごしたい方 ・オーシャンビューを楽しみたい方 ・比較的リーズナブルな価格で宿泊したい方 ・現代的なインテリアや設備を重視する方 ・機能性を重視する方
新本館は、モダンな設備とリゾート感を重視した客室が特徴です。2018年3月にリニューアルされた海側客室は、国内外のエグゼクティブ層や富裕層のニーズに応える空間づくりを目指しています。
全室オーシャンビューで、シンプルでスタイリッシュな内装が魅力。現代的な快適さを追求した設備が整っており、カップルや家族連れにもおすすめです。本館に比べるとリーズナブルな価格設定も魅力の一つです。
共通の魅力
どちらの館に宿泊しても、川奈ホテルならではの素晴らしい施設やサービスを楽しむことができます。
・世界ゴルフ100選に選出された川奈ホテルゴルフコース富士コース
・2014年オープンの温泉施設「ブリサマリナ」
・伝統的なフランス料理を提供するメインダイニング「フレンチ」
・カジュアルな洋食や会席料理を提供する「グリル」
・日本料理を提供する「田舎家」 ・川奈海水浴場や城ヶ崎海岸など、周辺の観光スポットへのアクセスの良さ
おすすめの過ごし方
川奈ホテルでは、以下のような過ごし方がおすすめです。
・バルコニーでのんびり相模湾の景色を眺める(特に本館)
・朝日鑑賞を楽しむ ・メインダイニング「フレンチ」で本格的なフランス料理を堪能する
・世界的に有名な富士コースでゴルフを楽しむ
・「ブリサマリナ」で温泉とサウナでリラックスする
・周辺の観光スポットを訪れる
最後に、予約は早めにすることをおすすめします。
特に繁忙期や週末は人気のホテルなので、計画的に予約しましょう。
また、本館と新本館の違いを理解し、希望の館を指定して予約することが大切です。部屋タイプによって価格が大きく異なるため、予算に合わせて選択することも重要です。
特別なリクエスト(記念日や誕生日など)がある場合は、予約時に伝えておくとよいでしょう。
どちらの館を選んでも、川奈ホテルでの滞在は日常から離れた特別な時間を過ごすのに最適です。歴史ある建築と最新の設備、美しい自然と洗練されたサービスが融合した川奈ホテルで、心に残る思い出を作ってください!
川奈ホテルでの素敵な旅をお祈りしています!