みなさん、こんにちは!旅テラスです。
山形県が誇る情緒あふれる温泉地、銀山温泉。
雪景色も美しいこの温泉街は、大正ロマンの雰囲気が漂う人気観光スポットとなっています。
そんな銀山温泉で注目したいのが「古勢起屋」。
実は本館と別館があるんです!
でも、どっちがいいのか迷ってしまいますよね。
今回は、古勢起屋の本館と別館の違いを徹底的に比較してみました。
それぞれの特徴を知って、あなたにぴったりの方を選んでくださいね。
まずは本館と別館の違いをざっと見てみましょう。
特徴をまとめてみると、こんな感じです。
特徴 | 本館 | 別館 |
---|---|---|
建築様式 | 大正・昭和初期建築のジャパンデコスタイル | 温泉街唯一の木造4階建て |
雰囲気 | 大正モダン、アールデコ様式 | レトロな木造建築 |
客室特徴 | トイレ付き、大正モダンな和洋室または純和室 | トイレなしの部屋もあり、静かな環境 |
客室からの眺め | 川側からは温泉街の景色を一望 | 川側と山側があり、川側からは川のせせらぎを楽しめる |
食事 | オールインクルーシブ、山形黒毛和牛のローストなど | 館内で地元食材を使用した和食 |
温泉 | 「黒」と「白」の2つのお風呂 | 「ほっこりのちか湯」「ぬっくりの金太郎湯」 |
施設 | ラウンジ、フリードリンク、中庭を望む囲炉裏 | 館内食事会場、エレベーター完備 |
価格目安(1泊2食付き) | 2名1室でお一人様42,000円~ | 2名1室でお一人様24,500円~ |
この表を見るだけでも、それぞれの館の個性がよく分かりますね。
では、もう少し詳しく見ていきましょう!
銀山温泉 古勢起屋の違い詳細
1. 古勢起屋 本館
本館の最大の魅力は、なんといっても大正・昭和初期に建てられた歴史的な建物です。
アールデコ様式を和の感性で再構築した「ジャパンデコ」スタイルは必見!
・建物は1・2階が大正期、3階が昭和初期に建てられたと推定されている ・シンメトリーで端正なデザインが特徴的 ・時代によって建て増しされた歴史が感じられる
客室は大正モダンな雰囲気を大切にしています。特に川側の部屋からは温泉街の素晴らしい景色が一望できますよ。
・ツインベッドのモダンな和洋室と歴史的な佇まいを残したレトロな純和室の2タイプ ・ほとんどの部屋にトイレ付き ・大正時代の雰囲気を現代的な快適さと融合
食事は宿泊料金に含まれたオールインクルーシブ方式。地元の旬の素材を活かしたコース料理が堪能できます。
・山形黒毛和牛のローストが特に人気 ・地元の食材を生かした季節感あふれる料理
温泉は「黒」のお風呂と「白」のお風呂の2種類があります。
・「黒」のお風呂は書家の書室跡に造られた、深い「黒」を基調にした和の佇まい ・それぞれ異なる雰囲気を楽しめる至福のひととき
施設面でもゆったりとくつろげるスペースが用意されています。
・ラウンジでセルフスタイルのフリードリンクが楽しめる ・中庭の景色を望む囲炉裏で心休まる時間を過ごせる
郵便番号 | 999-4333 |
住所 | 山形県 尾花沢市大字銀山新畑412 |
アクセス | 大石田駅よりお車にて約20分 |
駐車場有無 | 有り 45台 無料 予約不要 |
2. 古勢起屋 別館
別館の魅力は、温泉街唯一の木造4階建てというレトロな外観です。
趣のある建物ながら、エレベーターも完備されているので安心です。
・温泉街では珍しい木造4階建ての歴史ある建物 ・レトロな外観が温泉街の風情に溶け込んでいる ・改装されており、エレベーターも完備で便利
客室は川側と山側があり、それぞれ異なる魅力があります。
・川側の客室からは銀山温泉街が一望でき、川のせせらぎも楽しめる ・山側の客室は静かで落ち着いた環境が魅力 ・トイレが付いていない部屋もあるので予約時の確認が必要
食事は地元の食材を活かした和食が中心で、質が高く量も丁度良いと評判です。
・地元の旬の素材を活かした和食 ・質が高く、量もちょうど良いと好評 ・館内の食事会場でいただく、ゆったりとした時間
温泉は「ほっこりのちか湯」と「ぬっくりの金太郎湯」の2つの内湯が楽しめます。
・男湯女湯は入替制で2つの温泉を堪能できる ・源泉掛け流しの温泉でリラックス ・自然と調和した環境で心も体も癒される
施設面では、本館より手頃な価格ながらもしっかりとした設備が整っています。
・館内食事会場はリニューアル済みで快適 ・エレベーター完備で高齢の方も安心 ・静かな環境で落ち着いた時間を過ごせる
郵便番号 | 999-4333 |
住所 | 山形県 尾花沢市銀山新畑417 |
アクセス | 国道13号線尾花沢市内よりお車にて30分。 JR利用のお客様は15:45の送迎あり(要予約) |
駐車場有無 | 有り 70台 無料 予約不要 |
3. 本館と別館はどう選ぶ?
では、本館と別館はどのように選べばいいのでしょうか?
ポイントをいくつか紹介します。
予算重視なら別館がおすすめ
・本館は2名1室で一人42,000円~、別館は一人24,500円~と価格差が大きい
・コストパフォーマンスを考えるなら別館が魅力的
歴史的な建築や雰囲気を楽しみたいなら本館
・大正モダンな雰囲気や「ジャパンデコ」スタイルを体験するなら本館
・歴史的価値を重視する方には本館がおすすめ
静かな環境を求めるなら別館
・別館の山側の客室は特に静かで落ち着いた環境
・ゆっくりとリラックスした時間を過ごしたい方に
トイレの有無で選ぶ
・ほとんどの客室にトイレ付きの本館
・共用トイレを使用する部屋もある別館
眺望で選ぶ
・温泉街の景色を楽しみたいなら本館の川側
・川のせせらぎを聞きながら過ごしたいなら別館の川側
食事のスタイルで選ぶ
・オールインクルーシブでコース料理を堪能したいなら本館
・シンプルに和食を楽しみたいなら別館
4. 銀山温泉観光のおすすめスポット
古勢起屋に宿泊したら、ぜひ銀山温泉の周辺観光も楽しみましょう。
・白銀の滝:夏でも涼しい環境で楽しめる美しい滝
・銀鉱洞:かつての銀山の坑道を見学できる歴史スポット
・温泉街散策:大正ロマン漂う街並みをそぞろ歩き
・足湯体験:街中の無料足湯で一休み
夜の温泉街も幻想的な雰囲気で素敵ですよ。
特にライトアップされた温泉街は「千と千尋の神隠し」のモデルになったとも言われる美しさです。
まとめ
銀山温泉の古勢起屋本館と別館、それぞれの特徴と魅力をご紹介しました。
どちらを選ぶかは、あなたの旅のスタイルや予算によって変わってきますね。
本館は大正モダンな雰囲気と歴史的価値を重視する方におすすめです。
細部までこだわった建築様式、快適な設備、オールインクルーシブの食事など、贅沢な時間を過ごしたい方には最適の選択といえるでしょう。
一方、別館はリーズナブルな価格ながらも、レトロな雰囲気や静かな環境が魅力。
コストパフォーマンスを重視する方や、よりシンプルな温泉旅館体験を求める方に向いています。
どちらを選んでも、銀山温泉の魅力を十分に堪能できることは間違いありません。
それぞれの特徴をよく理解した上で、あなたにぴったりの宿を選んでくださいね。
最後に、選択のポイントをまとめておきます。
・予算重視なら別館(約1.7倍の価格差)
・歴史的建築や雰囲気を楽しみたいなら本館
・静かな環境を求めるなら別館
・全室トイレ付きを希望するなら本館
・オールインクルーシブの食事スタイルなら本館
・シンプルな和食中心なら別館
この記事が、あなたの銀山温泉旅行の計画に役立てば嬉しいです。
素敵な旅の思い出になりますように!
旅テラスでした。